音楽の歴史と、音楽のジャンルを紹介するページです。
《 目次 》 クラシック音楽とポピュラー音楽 クラシック音楽の歴史(西洋音楽史) ポピュラー音楽の歴史 クラッシックの分類 ポピュラ―音楽のジャンル |
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クラシック音楽とは |
直訳すると古典的音楽になるが、一般には西洋の芸術音楽を指す。 「クラシック音楽」の対語としてしばしば「ポピュラー音楽」、「軽音楽」が使われる。 |
ポピュラー音楽とは |
何らかの「広く訴求力のある」音楽ジャンルを指し、典型的には音楽産業 を通して多数の聴衆に配給されるもの。(ロック、ポップ、ソウル、レゲエ、ラップ、ダンスミュージックなどを含む。)クラシック音楽とだけでなく、伝統音楽とも対照的な存在である。 また、日本ではポピュラー音楽を「ポップス」と言うことがあるが、これは和製英語。 |
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〇クラシック音楽の歴史(西洋音楽史) |
古代西洋音楽 |
6世紀以前の西洋音楽。記録が乏しく実態は推測の域を出ない。 |
中世西洋音楽 |
6世紀頃から15世紀にかけての音楽の総称。 9世紀頃にグレゴリオ聖歌がネウマ譜で記録されるようになった。1200年前後にノートルダム楽派によってポリフォニーが開拓された。14世紀にはイソリズムなどの高度なリズム技法によるフランスのアルス・ノーヴァの音楽、優美な旋律を特徴とするイタリアのトレチェント音楽が栄えた。 |
ルネサンス期の音楽 |
ヨーロッパにおける15世紀から16世紀のルネサンス期の音楽の総称。 イギリスのジョン・ダンスタブルがヨーロッパ大陸にイギリス独特の3度・6度の和音を伝え、それが中世後期のアルス・ノーヴァの音楽やトレチェント音楽と統合されることによって始まった。 |
バロック音楽 |
ヨーロッパにおける17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽の総称。 ルネサンスの静的なポリフォニー音楽に対し、16世紀末のフィレンツェのカメラータで感情の劇的な表現のためにモノディが考案され、オペラが誕生した。 |
古典派音楽 |
バロック音楽は1750年代以後に古典派音楽の潮流に取って代わられる。 古典派の時代に活動していた音楽家には ・交響曲の父として知られるハイドン、 ・『フィガロの結婚』などを作曲したモーツァルト、 ・『運命』や『第九』などを作曲したベートーヴェンなどがいる。 |
ロマン派音楽 |
ロマン派音楽は、文学・美術・哲学のロマン主義運動と関連しているおり、だいたい1800年代初頭から1900年代まで続いたとされている。 ロマン主義運動の思想は、「真実は必ずしも公理にさかのぼりうるとは限らず、感情や感覚・直観を通じてしか到達し得ない世界には、逃れようもない現実がある」というもの。 |
国民楽派 |
19世紀当時のナショナリズムの高まりから、ロマン派音楽の一潮流として民族主義的な芸術音楽が志向された。 ●ロシアの五人組 ミリイ・バラキレフ(1837年 - 1910年) ツェーザリ・キュイ(1835年 - 1918年) モデスト・ムソルグスキー(1839年 - 1881年) アレクサンドル・ボロディン(1833年 - 1887年) ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844年 - 1908年) ●北欧のグリーグ、 ●チェコのドヴォルザーク などの国民楽派が活躍するようになる。 |
印象主義音楽 |
印象主義音楽は、20世紀初頭のフランスに興ったクラシック音楽の流派の一つ。 ロマン派音楽に見られるような主観的表現を斥け、激しい情緒や物語性の描写よりも、気分や雰囲気の表現に比重を置いた音楽様式。 長調と短調をぼかすような音楽語法、非機能的な和声法や完全音程の平行、旋法性、不協和音の多用、簡潔で明快な形式への偏愛などを特徴とする。 一般的にはクロード・ドビュッシーにより始まったとされる。 |
新古典主義音楽 |
20世紀前半、とりわけ戦間期に主流となった芸術運動のひとつ。 19世紀にも新古典的傾向の作曲家がいなかったわけではないが、楽派や音楽思想として一大勢力をなしていたとは言いがたく、また理想とされた「古典音楽」の意味内容も、19世紀と20世紀とでは異なっていた。 |
近代音楽 |
近代音楽と現代音楽は、第二次世界大戦又は1950年を基準として区別されるか、または両者を区分しない見方もある。 第一次世界大戦前・戦中までは、ラヴェルやドビュッシーのような印象主義、ストラヴィンスキーの原始主義や、シェーンベルクらの表現主義、バルトークの民族主義などさまざまな音楽が模索された。 第一次世界大戦後は新古典主義と十二音音楽が主流となった。 |
現代音楽 |
第二次世界大戦によって伝統的な文化的、美的価値観が破壊、刷新され、さらに音楽の様相は変化を示した。 1950年代からブーレーズ、シュトックハウゼンらによるセリー音楽、電子音楽や直観音楽、ケージによる偶然性の音楽、シェフェールによる具体音楽、1960年代からライヒらによるミニマル・ミュージックなど、様々な実験、探求が行われた。 1970年代からの音楽は「ポスト・フェストゥム」「新ロマン主義音楽」「新しい単純性」など様々な名称で呼ばれている。 現代音楽の代表的な作曲家にはメシアン、ブーレーズ、シュトックハウゼン、ケージ、リゲティ、クセナキスなどがいる。 |
ポピュラー音楽とは、もともと1880年代のアメリカ合衆国でティン・パン・アレーの音楽を指したものであり、ポピュラー音楽の歴史は、アメリカにおけるポピュラー音楽の歴史と重なるところが多い。
ティン・パン・アレーとは |
アメリカ・ニューヨーク市・マンハッタンの28丁目のブロードウェイと6番街に挟まれた一角の呼称。 この地名で呼ばれる辺りは、1890年代後半にブロードウェイのミュージカルの音楽に関係する会社(当時はレコード以前なので、楽譜の会社)が集まっていた。それぞれの会社で、楽曲の試演を行っていたため、まるで鍋釜でも叩いているような賑やかな状態だったことから、この名前(Tin Pan Alley, 直訳すると錫鍋小路)がついた。 |
〇アメリカにおけるポピュラー音楽の歴史 |
移民当初のアメリカ音楽 |
イギリスからの移民に伴い、イギリス系の宗教歌・民謡がまず持ちこまれた。 それと前後してアフリカからアメリカにつれて来られた人々が、制約の中から自分たちの音楽を貫き、コールアンドレスポンス形式の労働歌や黒人霊歌(スピリチュアル)などを歌うようになり、ゴスペルやブルース、R&Bなどのブラックミュージックに発展したと言われている。 |
劇場音楽とミュージカル |
ヨーロッパのコミック・オペラやイギリスのフォーク・オペラをはじめ、ミュージックホールの巡業などを楽しんでいたアメリカ人は、やがて独自の劇場音楽を作り始める。 やがてヴォードヴィルという小さな劇場が都会にでき、これとバーレスクというジャンルの演劇などが下地となり、現在のアメリカのミュージカルにつながっていった。 |
ティン・パン・アレー |
家族や友人を招いて居間でピアノを主体とするホームコンサート(いわゆるパーラーミュージック)が開かれるようになった。その結果、楽譜が売れるようになってきた。 そして、ニューヨークでは音楽出版社が集まる街「ティン・パン・アレー」ができた。 |
レコードによるポピュラー音楽の変化 |
楽譜中心だった音楽を伝える媒体が、1877年にエジソンがレコードを発明したことで変化した。エジソンはレコード会社を設立し、多くの歌手がヴォードヴィルで流行った昔の曲を吹き込んだ。 |
ジャズの登場 |
1900年前後に活躍していたスコット・ジョプリンという黒人ピアニストが、1899年に「メイプル・リーフ・ラグ」、1902年には「ジ・エンターテイナー」を発表している。彼はラグタイムの王様と呼ばれるようになり、このラグタイムが一世を風靡した。 またジャズが台頭するのが1920年代(1910年代という説もある)で、アメリカはこの期間をジャズ・エイジと呼んでいる。 |
カントリー・ミュージックの登場 |
アメリカに移住してきたケルト系やアングロ・サクソン系を中心とした西欧・北欧・東欧系の移民が持ち込んだ音楽の影響を受け、オールドタイム・ミュージックやヒルビリー・ミュージックと呼ばれるアメリカ民謡の基礎を形成する。 その伝統民謡的な部分を保ち続け1940年代にビル・モンロー等により確立された民謡スタイルの音楽をブルーグラスと呼び、逆に様々な音楽を取り入れ大衆音楽化して、変化し続けているタイプの音楽をカントリー・ミュージックと呼ぶ。 |
リズム・アンド・ブルースの登場 |
略称はR&B。1940年代後半に、ジャズやブルース、ゴスペルといったアフリカンアメリカンのブラック・ミュージックが発展する形で生まれた。 スイング感のあるリズムとビートに乗りながら、叫ぶように歌うのが特徴。のちのロックンロールなどのジャンルにも影響を与えた。 |
ロックの登場 |
ロックのルーツは、リズム・アンド・ブルースやカントリー・ミュージックから強い影響を受けた1940年代や1950年代のロックンロールにある。 ロック音楽はさらに、ブルースやフォークなど、様々な他のジャンルの影響も受けており、ジャズやクラシック音楽など他の音楽分野の影響も取り込んでいる。 1960年代後半には「ロック」という呼び方が一般化し、「ロックンロール」と呼ぶことは少なくなった。一方で、「ロックンロール」と「ロック」は別の物として使われることもある。1960年代後半、ロックンロールが進化してその枠を壊し、新たな「ロック」というサウンドが生まれたともされる。 |
交響曲 |
主に管弦楽によって演奏される多楽章からなる大規模な楽曲。シンフォニ、シンフォニアとも呼ばれ「管弦楽のためのソナタ」。 原則として4つ程度の楽章によって構成され、そのうちの少なくとも1つの楽章がソナタ形式であることが定義であるが、特に近現代においては、例外も多い。 |
協奏曲 |
今日では主として一つまたは複数の独奏楽器(群)と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲を指す。イタリア語のままコンチェルトともいう。 |
管弦楽曲 |
管弦楽のための音楽から上記2つを除いたもの 管楽器(木管楽器、金管楽器)、弦楽器および打楽器からなるオーケストラによって演奏される楽曲を指す。管絃楽曲とも書く。 |
室内楽曲 |
重奏の音楽、重奏のための楽曲を室内楽と呼ぶ。英語でチェィンバー・ミュージック、ドイツ語でカマームジーク。 重奏とは、複数の人が同時に演奏を行うアンサンブルのうち、各パートを一人ずつ演奏するもの。演奏者の中の少なくとも二人が同じ演奏をしているならば合奏という。伴奏を伴う場合には、伴奏も重奏の中に数え入れるのが一般的である。 |
器楽曲 |
器楽のための楽曲。対義語は声楽曲。 人声を一切用いず、楽器のみで演奏されれば器楽曲と呼ばれる。狭義には、ピアノなどの独奏楽器のための独奏曲のことをいって、管弦楽、室内楽などと区別する。 |
オペラ |
演劇と音楽によって構成される舞台芸術。歌劇とも呼ばれる。 オペラは、舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行う点で演劇と共通しているが、台詞だけではなく、大半の部分が歌手による歌唱で進められることを特徴とする。歌手は器楽合奏により伴奏されつつ歌い演じる。伴奏は、多くの場合交響楽団規模の編成に及ぶ。 |
声楽曲 |
器楽の対語であり、人声を中心とした音楽を指す。 歌唱を主体にしたものからオペラを除いたもの。 |
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ポピュラーソングのジャンルはかなり細分化されているため、ここでは大まかな分類を紹介します。また、ジャンルに厳密な区分があるわけではないため、一般的な区分を紹介します。
ブルース |
19世紀後半頃にアメリカ南部でアフリカ系アメリカ人の黒人霊歌、フィールドハラー(労働歌)などから発展したものと言われる。 20世紀以降のポピュラー音楽に幅広く影響を与えた。ジャズやロックンロールのルーツのひとつとしても知られる。 ブルースの基本的な構成として、12小節形式(ブルース形式)で綴られる詩が多い。12小節形式の基本はA・A・Bの形式をとる。つまり、4小節の同じ歌詞を二度繰り返し、最後の4小節で締めの歌詞を歌う。これがワンコーラスとなる。 |
派生ジャンル |
・デルタ・ブルース(アコースティック・ギターの弾き語り) ・シカゴ・ブルース(バンド形式) ・ブルースロック(ロックと融合)など |
ブルースの代表的アーティスト |
ブラインド・レモン・ジェファーソン、ベッシー・スミス(ブルースの女王とも言われ、ブルースのレコーディングを初めて行った)、レッドベリー、チャーリー・パットン(「デルタの声」)、ブラインド・ブレイク、ロバート・ジョンソン、マディ・ウォーターズ(「シカゴ・ブルースの父」)、ジョン・リー・フッカー(「キング・オブ・ブギ」)、B.B.キング など |
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カントリー・ミュージック |
1930年代にアメリカ合衆国南部で、ヨーロッパの伝統的な民謡やケルト音楽などが、スピリチュアルやゴスペルなど霊歌・賛美歌の影響を受けて成立した。 アパラチアン・ミュージック、マウンテン・ミュージック、ヒルビリー、カントリー&ウエスタンなどと呼ばれた時期を経て、現在の名称となった。 |
派生ジャンル |
・オルタナ・カントリー ・アウトロー・カントリー ・アメリカーナ ・ロカビリー(ロックとヒルビリーの融合) |
カントリーの代表的アーティスト |
ジミー・ロジャーズ(「カントリー音楽の父」)、カーター・ファミリー、ケニー・ロジャース、ガース・ブルックス など |
ジャズ |
19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部の都市を中心に、西洋音楽とアフリカ音楽の組み合わせにより発展した音楽。 ニューオーリンズが発祥の地とされているが、現在でもその語源ははっきりしない。 演奏の中にブルー・ノート、シンコペーション、スウィング、バラード、コール・アンド・レスポンス、インプロヴィゼーション、ポリリズムなどの要素を組み込み、奏者の力量と才覚に大きく左右されることが特徴的とされている。 |
派生ジャンル |
・スウィング・ジャズ(大人数編成による軽快なダンスミュージック) ・ビバップ(即興演奏を順番に行う形式、これ以降をモダン・ジャズという) ・クール・ジャズ(ビバップへの反動として理性的) ・モード・ジャズ(コード進行よりもモード (旋法)を用いて演奏) ・フリー・ジャズ(理論や様式にも従わない) ・ジャズ・ファンク(ファンクなどの要素を含む) ・ジャズ・ロック(ジャズとロックの融合) ・フュージョン など |
ジャズの代表的アーティスト |
●オルガン: ジミー・スミス、ジャック・マクダフ ●ピアノ: ジェリー・ロール・モートン、デューク・エリントン、ギル・エヴァンス、セロニアス・モンク、ビル・エヴァンス、バド・パウエル、チック・コリア、ハービー・ハンコック、キース・ジャレット ●クラリネット: ジョニー・ドッズ、ベニー・グッドマン ●サクソフォーン: ルイ・ジョーダン、チャーリー・パーカー、オーネット・コールマン、コールマン・ホーキンス、ジョン・コルトレーン ●トランペット: ルイ・アームストロング、マイルス・デイヴィス ●ギター: ジャンゴ・ラインハルト、ジム・ホール ●ベース: ウォルター・ペイジ、チャールズ・ミンガス、レイ・ブラウン、ポール・チェンバース ●ドラム: ジョー・ジョーンズ、ケニー・クラーク など |
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フュージョン |
1960年代後半から現在に至るまでのジャズを基調にロックやラテン音楽、R&B、電子音楽などを融合(フューズ)させた音楽のジャンル。一般的には、ジャズジャンルから独立した一ジャンルとして位置づけられている。 フュージョンの曲の多くはボーカル無しのインストゥルメンタルであることも大きな特徴のひとつ。 1990年代から現在にかけては、フュージョンをさらに洗練させて、大衆に聞きやすくしたスムーズジャズのジャンルに移行している。 |
フュージョンの代表的アーティスト |
リターン・トゥ・フォーエバー、ハービー・ハンコック、リー・リトナー など |
リズム・アンド・ブルース(R&B) |
1940年代後半に、ジャズやブルース、ゴスペルといったブラック・ミュージックが発展する形で生まれた。略称はR&B(アール・アンド・ビー)またはRnB、RB。 スイング感のあるリズムとビートに乗りながら、叫ぶように歌うのが特徴。 洗練された方向に発展していき、1970年代になると『ソウル・ミュージック』、1980年代以降は『ブラック・コンテンポラリー(ブラコン)』と呼称され、1990〜2000年代には再び『リズム・アンド・ブルース(R&B)』と呼ばれるようになった。 後のロックンロールなどのジャンルにも影響を与えた。 |
派生ジャンル |
・サザン・ソウル ・ノーザン・ソウル ・ブルー・アイド・ソウル ・ディープ・ソウル ・ドゥーワップ、ゴーゴー ・ファンク など |
R&B・ソウルの代表的アーティスト |
●R&B: レイ・チャールズ、ベン・E・キング、ジャネット・ジャクソン ●ソウル: マーヴィン・ゲイ、アレサ・フランクリン、ジェームス・ブラウン(「キング・オブ・ソウル)、サム・クック、スティーヴィー・ワンダー など |
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ファンク |
1960年代(1964年ごろ)にジェームス・ブラウンおよび彼のバンド(後のJBズ)のメンバーが中心になって、その原型が形成されたものであり、ソウル・ミュージックのジャンルに属す。 ファンク、ファンキーと言う言葉はそもそも「土俗的」などの意を含むスラング。 特徴は、バックビートを意識した16ビートのリズムとフレーズの反復を多用した曲構成。ダンス・ミュージックとしての色彩も強く、リズムはファンクを位置づける大きな要素であり、分厚くうねるベースライン、鋭いリズムギター、強いリズムのホーンセクションなど、演奏楽器のすべてがファンクビートを形成していると言える。ベースにはスラッピング、ギターにはカッティングという奏法技術が多用される。 |
ファンクの代表的アーティスト |
バーケイズ、チャカ・カーン、ビル・カーティス、スレイブ、ファットバック など |
フォークソング |
元来は民謡を指すが、民謡から派生したポピュラー音楽をも含める。 後者は主としてプロテストソングである。典型的な伴奏はアコースティックギターやバンジョーであり、ロックのように電気楽器は使わない。 |
フォークソングの代表的アーティスト |
ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ピート・シーガー、リチャード・トンプソン など |
ロックンロール / ロカビリー |
●ロックンロール 1950年代に現れたアメリカの大衆音楽スタイル。 語源については、黒人スラングで古くは「性交」「交合」、1950年代初めには「バカ騒ぎ」「ダンス」を意味した。この呼称を一般的に定着させたのは、DJのアラン・フリード。 特徴としては、R&Bのほぼ均等なエイト・ビートや、ブルース・ジャズのシャッフル/スイングしたビート、ブルースのコード進行や音階(スケール)を応用した楽曲構成。それらを基に、白人音楽であったカントリー・アンド・ウェスタンを融合させた音楽である。 ●ロカビリー 1950年代のアメリカ南部、メンフィスなどの地域において、ロックンロールとヒルビリーやカントリーが融合して生まれた。RABなどと略記する場合もある。 歌唱の特徴は、語尾をしゃくりあげるヒーカップ唱法、どもるように口ごもって発音するマンブリング唱法、従来からのカントリー系の歌唱方法であるホンキートンク唱法などがある。 ただし、エルヴィスが「キング・オブ・ロックンロール」とも「キング・オブ・ロカビリー」と呼ばれるように、ロカビリーとロックンロールの境界線は曖昧である。 黒人音楽のR&B要素が強いものが「ロックンロール」、白人音楽のカントリー・アンド・ウェスタンの要素が強いものを「ロカビリー」と区分することもできる。 |
派生ジャンル |
・ロック ・ネオ・ロカビリー(パンク・ニュー・ウェイヴなどとの融合) ・サイコビリー(パンク・ロック、ガレージ・パンクとの融合) など |
ロカビリーの代表的アーティスト |
ビル・ヘイリー、エルヴィス・プレスリー、ジーン・ヴィンセント、バディ・ホリーなど |
ロック |
1960年代以降、特にイギリスやアメリカ合衆国で、幅広く多様な様式へと展開したポピュラー音楽のジャンル。 ロックのルーツは、R&Bやカントリー・ミュージックから強い影響を受けた1940年代や1950年代のロックンロールにあり、ロックはさらに、ブルースやフォークなど、様々な他のジャンルの影響も受けており、ジャズやクラシック音楽など他の音楽分野の影響も取り込んでいる。 通常はエレクトリックベースやドラムスとともにロック・グループを構成している、エレクトリック・ギターを中心とした音楽である。典型的には、ロックは歌のある曲で、通常は4分の4拍子でヴァース‐コーラス形式をとるが、このジャンルは極端に多様化しているため、共通した音楽的特徴を定義づけることは困難である。 |
派生ジャンル |
・サイケ・ロック ・ブルーズ・ロック ・グラム・ロック ・ハード・ロック ・プログレ ・パンク ・ヘヴィ・メタル ・グランジ ・オルタナティブ・ロック など |
ロックの代表的アーティスト |
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン、ドアーズ、ジミ・ヘンドリックス、ママス&パパス、ザ・モンキーズ、ザ・フー など |
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ハードロック |
1960年代後期にはほぼ確立したロックの一形態で、標準的なスタイルはブルースを基調とする激しいロック。 特徴は、歪んだ音のエレクトリック・ギターを強調したサウンド。 初期はサイケ・ロックやブルース・ロックの混合物としてスタートし、1970年代初頭までには、ハードロックの呼称が定着した。 |
ハードロックの代表的アーティスト |
レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル など |
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ヘヴィーメタル |
1970年代末期から1980年代後半にかけて流行したロックのスタイルで、ハードロックの延長線上にある。両者を並べてHR/HM(HM/HR)と表現することもある。 基本的な俗称はメタル。他にHM、ヘヴィメタ、ヘビメタなど。 特徴は、ジャンル名にもなっているように一般的には音の「ヘヴィさ」が重視される。そのためにギターやベースのチューニングを下げて、通常より低い音が出せるようにしている場合がある。一般的なポピュラー音楽のテンポが概ね80-130bpmであるのに比して、ヘヴィメタルでは200bpm以上の速いテンポの曲または曲の一部が許容される傾向がある。 |
へヴィーメタルの代表的アーティスト |
ヴァン・ヘイレン、ナイト・レンジャー、ボン・ジョヴィ、スコーピオンズ、デフ・レパード、ホワイトスネイク、メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックス など |
パンク |
1970年代中頃に生まれたロックのスタイルの一つ。パンクと略称されることが多い。 スリーコードを機軸としたスタイルにパワーコードを加えた簡素なロックンロールであるが、1960年代のロックバンドとの決定的な違いは、ブルースの匂いが払拭されていることとそれらなかったスピード感が挙げられる。 当初は反体制的、または左翼的なメッセージを歌うバンドが多かったが、次第に政治的な色彩は弱まっていった。パンクの音楽性の一部はニュー・ウェイヴに引き継がれた。 |
ファンクの代表的アーティスト |
ラモーンズ、テレヴィジョン、ジョニー・サンダース&ハートブレイカーズ、パティ・スミス、リチャード・ヘル&ヴォイドイズ、ディクテイターズ、ストラングラーズ、セックス・ピストルズ、など |
ポップ・ミュージック(ポップス) |
1950年代にロックンロールから派生した音楽。 様々なジャンルの影響を受け続けて明確な定義は難しいが、比較的共通の特徴は、長さが短~中程度であるということ、ベーシック(基礎的な)様式で書かれていること(そして歌詞付きの歌が一般的で)、同一のコーラスやメロディーや耳に残るフレーズ(catchy hooks)が何度も繰り返されるなどがある。 |
ポップスの代表的アーティスト |
マイケル・ジャクソン、マドンナ、カーペンターズなど |
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ディスコ |
1970年代前半に成立した、ダンスミュージックの一種。ファンクやソウルミュージックからの影響を含んでいる。 音量の大きい反響するボーカル、一定のリズムを刻む4つ打ち、8分音符ないし16分音符刻みかつオフビートでオープンするハイハットパターン、そして突出したシンコペーションを持ち、時にはオクターブでなるエレキベースのベースラインの上で演奏される。 1970年代後半に人気は低下したが、ハウスやテクノ、ニューディスコなど多くのダンス・ミュージックのジャンルに影響を及ぼした。 |
ディスコの代表的アーティスト |
ビージーズ、ヴィレッジ・ピープル、ドナ・サマー、アラベスク、ジンギスカン など |
ハウス |
1977年にアメリカシカゴで誕生した音楽ジャンルの一つ。 R&Bの影響が強い音楽であり、シカゴのゲイ・ディスコ「ウェアハウス」の店舗名を名称由来とし、その特徴から性差別をテーマにする音楽を発祥としている。 「(ウェア)ハウス・ミュージック」の来歴は、シカゴを拠点としてR&Bを音源にゲイ(性差別)をテーマとする初期と、ヨーロッパに拠点を移して、ポップスを音源に、ミックス技術をテーマにする現代に分かれる。 |
ハウスの代表的アーティスト |
ブラック・ボックス、ブレイズ など |
テクノ |
1980年代初期、アメリカ・デトロイトを発祥とするエレクトロニック・ダンス・ミュージック。 また別の概念として、1980年初期からの日本国内において、主に海外や国内のシンセサイザーを取り入れた音楽全般を指して呼ばれた。 |
テクノの代表的アーティスト |
ホアン・アトキンス、M、デリック・メイ など 日本: YMO、P-MODEL、ヒカシュー、プラスチックス、Perfume など |
トランス |
1980年代中期にアシッド・ハウスから派生したダンスミュージック。ハウスから派生した音楽の一種。 130から150くらいまでのBPM(テンポ)のリズムに加え、うねるような旋律を奏でるのが特徴。そのリズムやメロディは、さも脳内の感覚が幻覚や催眠を催す「トランス状態」に誘うかの様な様式からトランスと呼ばれている。 ハウスから派生したのかテクノから派生したのかは難しいところであるが、テクノ組のトランス参入は中期以降である。 |
トランスの代表的アーティスト |
ハードフロア、アート・オブ・トランス など |
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エレクトロニカ |
元々は、電子音楽や、電子音楽に影響を受けている音楽全般を包括的に表す言葉。 イギリスのエレクトロニックロックのバンドであるリパブリカを表現するために、1990年代中ごろ、英国の音楽雑誌「メロディー・メイカー」によって造り出された。 広義には、クラブミュージックなどを含む打ち込みを部分的にでも使った音楽全般であり、狭義には非クラブミュージック、非ダンスミュージックに特化したIDMとその周辺、進化系のみのことを差す。 |
エレクトロニカの代表的アーティスト |
リパブリカ、、ビョーク、ゴールドフラップ など |
ヒップホップ(ラップ) |
元々ヒップホップ(hipもhopも弾ける、躍動するという意味)とは、1970年代のアメリカニューヨークのブロンクス区で行われていた、ブロックパーティから生まれた文化。 ヒップホップにおいて、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティは四大要素と呼ばれている。 音楽としてのヒップホップは、この文化から派生したサンプリングや打ち込みを中心としたバックトラックに、MCによるラップを乗せた形態であり、ヒップホップ・ミュージック、またはラップ・ミュージックと呼ばれる。 ラップとは、音楽手法、歌唱法のひとつで、小節の終わりなどで韻を踏みながら、あまりメロディを付けずに、リズミカルに喋るように歌う方法えを指す。 |
ヒップホップの代表的アーティスト |
クール・ハーク(ブレイクビーツの発明者)、グランドマスター・フラッシュ(スクラッチ技術の流布者)、アフリカ・バンバータ(ヒップホップという言葉の生みの親) など |
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サンバ |
19世紀の終わりごろ、ブラジル北東部の港町、バイーア(現在のサルバドール)で発祥したとの説が有力。バイーアは奴隷貿易によってアフリカから連れて来られた黒人が上陸した場所でもある。 4分の2拍子のダンス音楽で、その後、リオ・デ・ジャネイロにおいて、バイーアから移住したアフリカ系黒人の奴隷労働者たちが持ち込んだ、バトゥカーダ(打楽器のみの構成によるサンバ)などの音楽をもとに、ショーロやルンドゥーなどの要素がとりこまれ成立し、ブラジルを代表する音楽ジャンルとなった。 サンバ(Samba)は、ブラジルの代表的な音楽の一つであり、アルゼンチンにもサンバ(Zamba)と呼ばれる音楽があるが、まったくの別物である。 |
サンバの代表的アーティスト |
カルトーラ、カルメン・ミランダ、ベッチ・カルヴァーリョ、カンデイア など |
ボサノヴァ |
1950年代後半、リオデジャネイロの海岸地区に住む中産階級の学生やミュージシャンたちによって生み出された。ボサノバと表記されることも多い。 Bossa Novaの"Nova"とはポルトガル語で「新しい」、"Bossa"とは「隆起、こぶ」を意味する。したがって"Bossa Nova"とは「新しい傾向」「新しい感覚」などというような意味になる。 サンバやショーロをはじめとするブラジルの伝統的な大衆音楽、特にサンバ・カンサゥンを基に、ジャズなどの影響を受け「新しい感覚」のサンバとして成立した。 |
ボサノヴァの代表的アーティスト |
アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライス、セルジオ・メンデス など |
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レゲエ |
1960年代後半ジャマイカで発祥し、1980年代前半まで流行したポピュラー音楽(広義においてはジャマイカで成立したポピュラー音楽全般のことをいう。) 音楽的特徴は、4分の4拍子の第2・第4拍目をカッティング奏法で刻むギター、各小節の3拍目にアクセントが置かれるドラム、うねるようなベースラインを奏でるベースなど。 ジャマイカのポピュラー音楽であるスカやロックステディから発展したが、ジャマイカのフォーク音楽であるメントや、アメリカ合衆国のリズム・アンド・ブルース、トリニダード・トバゴ発祥のカリプソ、ラスタファリアンの音楽であるナイヤビンギ、コンゴ発祥のクミナや西アフリカ発祥のジョンカヌー 、さらにはマーチなど多様な音楽の影響を受け成立した。 「レゲエ 」と言う呼称の語源には諸説あるが、「ぼろ、ぼろ布、または口げんか、口論」という意味を表すジャマイカ英語のスラング、パトワ語で「レゲレゲ ("rege-rege")」が転じたものという説が有力である。 |
レゲエの代表的アーティスト |
ボブ・マーリー、ジミー・クリフ、ブラック・ウフル、スライ・アンド・ロビー、シュガー・マイノット など |
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ルンバ |
キューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽であり、リズム名でもあり、ダンス名でもある。 キューバに奴隷として連れられてきたアフリカ系民によって成立した音楽及び踊り。アフリカの神々に捧げるサンテリアなどの黒人宗教音楽から派生したキューバの郷土娯楽音楽で休日、誕生日、結婚式など様々なパーティで踊る時に使われている。 社交ダンスのルンバは、キューバ発祥のダンスを西洋のダンス界が取り入れ独自の解釈がされ生まれたダンスであり、キューバで踊られるルンバとは全く別物である。 また、キューバから欧米諸国向けに「ソン(Son)」を紹介する際、英語の「ソング(Song)」と混同されないためとエキゾチックな語感を狙い「ルンバ(Rhumba)」の名で知れ渡ったため、一般にソンとルンバが混同されているがこれも別物であす。。 |
マンボ |
1930年代後半にキューバで流行していたルンバにジャズの要素を加える形で作られ、1940年代後半にペレス・プラードにより、ダンスのためのマンボとして世界的に知られた。 Mamboという言葉とはハイチの土着宗教ヴードゥーの女司祭の名前で「神との対話」の意味を持つ。 マンボはビッグバンド形態をとり、ホーン・セクションをリズム楽器として用いる。 |
マンボの代表的アーティスト |
ザビア・クガート、ペレス・プラード、ティト・プエンテ など |
サルサ |
1930年代にカリブの島キューバのソンやルンバから発展したものをサルサの発祥とする説があるが、その後にプエルトリコ発祥のダンス音楽に、ジャズ、ソウル、ロックなどの要素を取り入れたものを発祥とする説、さらにその後1970年頃までにニューヨークで確立されたものをサルサの発祥とする説もある。 サルサは、スペイン語のソースを意味し、いろいろな音楽が混ざって形成されたことから命名された説がある。 リズムの基本となるのは南米音楽特有の「クラーベ」という単位である。クラーベのリズムは一般的に2-3、3-2と言われるリズムで、一般的に2はシンコペートされた2拍目と3拍目のみ、3は4拍子を三連符のリズムでクラーベスの音を出す。その二つでワンセットの「クラーベ」という単位になり、そのクラーベのリズムにベースやピアノが加わり、コンガ、ボンゴ、ティンバレスなどのパーカッションや、トランペットなどのホーンセクションが加わって構成されていく。 |
サルサの代表的アーティスト |
ホセ・アルベルト、エディ・パルミエリ、セリア・クルース 、モンゴ・サンタマリア など |
シャンソン |
本来、シャンソン はフランス語で歌の意味である。したがって、少なくとも現代のフランス語圏においては、シャンソンは歌全般を意味し、特定ジャンルの楽曲を指すものではない。 他言語圏ではフランス語で歌われる曲という意味で使われることが多い。 また、日本においては、1960年代までに流行したフランスの歌謡曲全般をシャンソンと呼ぶ場合が多く、これらを日本語訳でカバーしたものもシャンソンに分類される。 |
シャンソンの代表的アーティスト |
日本: 淡谷のり子、加藤登紀子、美輪明宏、美川憲一 など |
タンゴ |
19世紀半ばに、カンドンベ、ミロンガ、ハバネラなど複数の音楽が混ざり合って、ブエノスアイレス、モンテビデオ近辺のラ・プラタ川流域で生まれたとされる。 アルゼンチン・ブエノスアイレスやウルグアイ・モンテビデオのダンスおよび音楽。および、それを擬したダンス・音楽で、音楽業界から「タンゴ」と公認されたもの。 日本では、タンゴがヨーロッパに渡って変化したものをコンチネンタル・タンゴないし「ヨーロッパ・タンゴ」と呼び、それに対して元来のものをアルゼンチン・タンゴと呼んで区別することが多い。 |