本文へスキップ

indoor LIFE ゲーム・映画鑑賞・音楽鑑賞・読書etc

indoor LIFEインドアライフを楽しもう!

お家もいいよね♪

ゲーム機の歴史 マイクロソフト編gamehistorymicrosoft

TOP > GAME >

ゲーム機の歴史 マイクロソフト編

マイクロソフトのゲーム機本体の機種(型番)別の違いや
スペック・機能などを紹介、比較するページです。

*リンクのある製品名をクリックすると、 amazon で商品を探せます。

《 目次 》

 Xbox

 Xbox 360

 Xbox One

 Xbox Series X/S

 Kinect

●Xbox

マイクロソフト発売
○テレビゲーム機(据え置き型ゲーム機)

*リンクのある製品名をクリックすると、 amazon で商品を探せます。

Xbox
(エックスボックス)
(2002) 
マイクロソフトが開発および販売を行った家庭用ゲーム機。日本発売2002年2月22日(アメリカは2001年11月15日)。
日本での発売当初の希望小売価格は34,800円。2002年5月22日24,800円に。2003年11月20日本体価格を16,800円に値下げ。

PC/AT互換機用パーソナルコンピュータの部品をほぼそのまま流用した構成となっている。コントローラのポートは形状こそ異なるがPCでも一般的なUSB規格が使われている。製造はフレクストロニクスに委託された。
オペレーティングシステムとしてMicrosoft Windows 2000のカーネルをごく軽量化したものを搭載し、APIにはDirectXを採用している。

このページの先頭へ

●Xbox 360

*リンクのある製品名をクリックすると、 amazon で商品を探せます。

Xbox 360
(エックスボックス サンロクマル)
(2005)
Xboxの次世代機種。略記には「X360」などがある。北米では2005年11月22日、欧州では12月2日、日本では12月10日に発売。略記には「X360[3]」などがある。
名称の「360」は360度全方向のエンターテインメント体験を意味するとされる。
ハイビジョンに対応し、1920×1080までの解像度、走査方式はインターレースに加えてプログレッシブでの出力が可能となった。また、ゲームサウンドにおいてはドルビーデジタル5.1chサラウンドとリニアPCM2.0chステレオに対応。
後方互換性は、Xboxに対応したソフトの一部をプレイすることが可能となっているが、両者にはアーキテクチャの互換性が無い。そのため、ソフト個別に対応したエミュレーターソフトをハードディスクにインストールする必要がある。

▼Xbox 360 の機種一覧は、下記参照。

○20GBモデル

Xbox 360
スタンダードモデル 20GBモデル
B4J-00037

(2005年12月10日発売)
本体色:チルホワイト
日本では39,795円(税込)、2007年11月1日に34,800円(税込)に値下げ。

◆日本でのパッケージ内容:
Xbox 360 本体・記憶装置 (ハードディスク 20GB)・ワイヤレスコントローラー(1個)・メディアリモコン・D端子 HD AVケーブル・LANケーブル・ACアダプタ・取り扱い説明書・単三乾電池 4本(ワイヤレスコントローラとメディアリモコン用)

Xbox 360 スタンダードモデル 20GBモデル B4J-00113(HDMI端子搭載版)
(2007年11月1日発売)
本体色:チルホワイト

○60GBモデル

Xbox 360
スタンダードモデル 60GBモデル
B4J-00184

(2008年9月11日発売)
29,800円(税込)本体色:チルホワイト
HDDの容量を60GBに増やしたスタンダードモデル。

○Xbox 360 コアシステム

Xbox 360 コアシステム
64S-00017

(2006年11月2日発売)
29,800 円(税込)、2007年11月1日に27,800円(税込)に値下げ。
本体色:チルホワイト
ハードディスクなどを省略したエントリーモデル。
ハイビジョン出力には別途D端子 AV ケーブル等が必要。ゲームのデータ保存には別売メモリーユニットやハードディスクが必要。別売ハードディスクを取り付ければスタンダードモデルと同等の性能になる。

◆パッケージ内容:
Xbox 360 本体・コントローラー(1個)・コンポジット AVケーブル・ACアダプタ・取り扱い説明書

○Xbox 360 アーケード

Xbox 360 アーケード XGX-00007
(2008年3月6日 日本発売)
29,800 円(税込)本体色:チルホワイト
コアシステムと同じカラーリングの本体に、無線コントローラを同梱したパッケージ。
コアシステムに替わるエントリーモデルとして位置づけられている。

出荷時期により、256MBのメモリーユニットとXbox Live Arcadeタイトル5本を収録したディスクを同梱している物と、256Mメモリーユニットに相当する物を内蔵している物がある。
ディスクに収録されているXbox Live Arcadeタイトルは以下の5本(3600MSP相当)。『UNO』のみ400MSP、他は各800MSPで配信されている物である。
UNO・パックマン チャンピオンシップ エディション・フィーディングフレンジー・Boom Boom Rocket・Luxor 2

◆日本では同ディスクに以下の5本の体験版も収録している。
Zuma・3D Ultra Minigolf Adventures・Soltrio Solitaire・フロッガー・ Marble Blast Ultra

Xbox 360 アーケード
(HDMI端子搭載版)
XGX-00029

(2008年12月発売)
本体色:チルホワイト
HDMI端子搭載版。

Xbox 360 アーケード
(HDMI端子搭載、256MBストレージ内蔵)
XGX-00045

(2009年4月発売)
本体色:チルホワイト
HDMI端子搭載版。

Xbox 360 アーケード
(HDMI端子搭載、256MBストレージ内蔵、2008秋システムアップデート適用済)
XGX-00062

(2009年4月発売)
本体色:チルホワイト
HDMI端子搭載。2008秋システムアップデート適用済

○Xbox 360 エリート

Xbox 360 エリート
B4J-00128

(2007年10月11日発売)
47,800円(税込、日本)2008年9月11日より39,800円(税込)に価格改定
本体色:プレミアムマットブラック
欧米におけるスタンダードモデルのパッケージ内容をベースに、HDDを120GBに変更しHDMI出力用のケーブル類を追加した(ただし日本では非HDMI環境用のケーブルはスタンダードモデルと同じくD端子ケーブルである)。

◆パッケージ内容:
Xbox 360 本体(黒):記憶装置 (ハードディスク 120GB)・ワイヤレスコントローラー(1個、黒)・ヘッドセット(黒)・D端子 HD AVケーブル(日本以外ではコンポーネント HD AVケーブル)・ HDMI AV ケーブル・LAN ケーブル・AC アダプタ・取り扱い説明書・単三乾電池 2本(ワイヤレスコントローラ用)

Xbox 360 エリート
FAA-00069

(2009年9月10日発売)
29,800円(税込)本体色:プレミアムマットブラック
新型エリート。エリートとの違いはHDMI AVケーブルとD端子 HD AVケーブルが非同梱と価格の値下げ。

○Xbox 360 S

Xbox 360 S 250GB
RKH-00014

(2010年6月24日発売)
29,800円
本体色:プレミアムマットブラック(2012年2月23日よりリキッドブラック)

新型Xbox 360第一弾。「Xbox 360 S 4GB」の上位モデル。
当初、本体外装に光沢のある「プレミアム リキッド ブラック」として販売されたが、2012年2月23日からは、4Gモデルと同じマット加工の「リキッド ブラック」の販売が開始された。このSシリーズからS/PDIF端子が本体に搭載された。
大きさが一回り小さくなり、軽量化されている。別売の専用ハードディスクドライブの装着が、外付型から内蔵型に変更。これにより従来機のハードディスクの取付が出来なくなったためデータ転送ケーブルが同日に発売された。
ネットワーク接続に関しては、従来機から搭載されていた有線LAN端子に加えて、新たに802.11b/g/n Wi-Fiを内蔵している。
USBポートは3(前面2、背面1)から5(前面2、背面3)、プロセッサはJasper CPU65nm GPU65nmからValhalla CPU/GPU統合45nmにそれぞれ変更。
ACアダプタDC出力は203Wから135Wに省電力化、二つの小型ファンから一つの大型ファンに変更。従来機より静粛化が図られている。アダプタソケットの形も変更されたため従来のアダプターとの互換は不可。Kinect接続用ポートが追加(従来機はUSBポートで接続)。

◆パッケージ内容:
Xbox 360 S 本体 ・記憶装置 (内蔵ハードディスク 250GB)・ワイヤレス コントローラー・ヘッドセット・コンポジット AV ケーブル・ACアダプター・取扱説明書一式、試供品の乾電池・Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ

Xbox 360 S 250GB
RKH-00054
本体色:プレミアムマットブラック(2012年2月23日よりリキッドブラック)

Xbox 360 S 250GB + Kinect
(2010年11月20日発売)
39,800円(税込)
本体色:プレミアムマットブラック(2012年2月23日よりリキッドブラック)
Kinect発売の初回限定生産パックとして発売。2011年6月2日より通常モデルとして販売。
当モデルの通常販売に伴い販売終了となった「Xbox 360 S 250GB」(プレミアムリキッドブラックモデル)に、ゲームデバイス「Kinect」と、Kinect専用ソフト「Kinect アドベンチャー! 」が同梱されたパック。

Xbox 360 S 4GB
RKB-00014

(2010年9月9日発売)
19,800円(税込)本体色:リキッドブラック
新型Xbox 360のベーシックモデルとして、先に発売された250GBモデルに続いて発売。
従来のXbox 360 アーケードに相当するモデルで、「Xbox 360 S 250G」との違いは、記憶装置がハードディスクではなく4Gバイトの内蔵メモリ。ヘッドセット別売。

◆パッケージ内容:
Xbox 360 S 本体・記憶装置 (内蔵型メモリ 4GB)・ワイヤレス コントローラー ・コンポジット AV ケーブル・ACアダプター・ 取扱説明書一式・試供品の乾電池・Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ

Xbox 360 S 4GB + Kinect
(2010年11月20日発売)
29,800円(税込)本体色:リキッドブラック
Xbox 360 S 4GB」に、ゲームデバイス「Kinect」と、Kinect専用ソフト「Kinect アドベンチャー! 」が同梱されたパック。

○Xbox 360 E

Xbox 360 E 250GB
M9V-00016
29,800円(税込)2014年12月1日に23,600円(税別)へと価格改定
本体色:リキッドブラック

◆パッケージ内容:
Xbox 360 E 本体・記憶装置 (内蔵ハードディスク 250GB)・ワイヤレス コントローラー ・ヘッドセット・コンポジット AV ケーブル・ACアダプター・取扱説明書一式・試供品の乾電池・Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ。

Xbox 360 E 4GB
L9V-00016
19,800円(税込)本体色:リキッドブラック

◆パッケージ内容:
Xbox 360 E 本体・記憶装置 (内蔵型メモリ 4GB)・ワイヤレス コントローラー ・コンポジット AV ケーブル・ACアダプター・取扱説明書一式・試供品の乾電池・Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ

Xbox 360 E 4GB + Kinect
29,800円(税込)本体色:リキッドブラック
Xbox 360 E 4GBにKinectを同梱したパッケージ。

Xbox 360 E 500GB(ブルー)
(2014年12月4日よりAmazon限定発売)
ゲームが二本同梱されている。

◆パッケージ内容:
Xbox 360 E 本体(ブルー)・記憶装置(内蔵ハードディスク 500GB)・ワイヤレス コントローラー(ブルー)・ヘッドセット(リキッドブラック)・コンポジット AV ケーブル・ACアダプター・取扱説明書一式・試供品の乾電池・Xbox Live 1ヶ月 ゴールドメンバーシップ

このページの先頭へ

●Xbox One

*リンクのある製品名をクリックすると、 amazon で商品を探せます。

Xbox One
(エックスボックス ワン)
(2013。日本では2014)
Xbox 360の次世代機種。略記には「XONE」、「XB-ONE」など。
アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニアの13か国では2013年11月22日に発売された。日本では2014年9月4日に発売された。
次世代の新型Kinectを同梱していたが、2014年6月からは同梱しない本体セットも販売が始まった。

AMDのAPUを搭載する。映像出力は最大2160p(4K UHD 3840×2160)の解像度、7.1chサラウンドに対応する。
Xbox 360との後方互換はなく、Xbox 360用ゲームディスクをそのまま使用することはできないが、アバターや実績などを持ち越せるほか、Xbox 360のHDMI出力をXbox OneのHDMI IN端子に接続して同時に起動することでXbox OneからXbox 360本体にアクセスすることが出来る。

▼ Xbox Oneの機種一覧は、下記参照 ▼

Xbox One+Kinect
(2013年11月22日発売)
発売当時の価格は499ド ル(米国)、499ユーロ(欧州)、429.99ポンド(英国)。
日本では2014年9月4日に49980円(税抜)で発売された。

Xbox One 単体
(2014年6月9日発売)
399ドル(米国)、349.99ポンド(英国)で発売。
Kinectを省いた分、販売価格が抑えられている。
日本では2014年9月4日に39980円(税抜)で発売された。

Xbox One Day One Edition
(2014年9月4日 日本発売)
49980円(税抜)
「Day One」と印刷された限定版ワイヤレスコントローラー、Day Oneデカール、「Day One 実績」の解除コードが付属する。
日本では2014年9月4日に49980円(税抜)で発売され、先行販売地域のDay One Editionの付属品に加え、『Titanfall』と『Kinect スポーツライバルズ』の利用コードが同梱された。

Xbox One Elite
(2015年11月19日発売)
1 TB ソリッド ステート ハイブリッド ドライブを搭載した本体に『Xbox Elite ワイヤレス コントローラー』を同梱

○Xbox One S

Xbox One S
(2016年11月24日発売)
本体の体積が約40%減少する小型化がなされ、外部にあったACアダプターも本体に内蔵された。
ゲーム起動中の性能は少ししか上昇していないが、4K映像出力やUltra HD Blu-rayに対応した。
フィル・スペンサー就任の影響でマシンの外見に大規模な変更が加えられた。
電源ケーブルはPS2やPS5でもよく使用され、初代Xboxでも使用された二軸ケーブルとなった。
HDDがSeagate製に変更されたことで処理速度が若干向上した。

▼ 同封版 ▼
Xbox One S 1TB
『Halo Collection』同梱版

(2016年11月24日発売)

Xbox One S 500 GB
『Minecraft』同梱版

(2017年1月26日発売)

Xbox One S 1 TB
『Forza Horizon 3』同梱版

(2017年2月23日発売)

Xbox One S 1TB
『PlayerUnknown's Battlegrounds』同梱版

(2018年2月20日発売)

○Xbox One X

Xbox One X
(2017年11月7日発売)
2017年11月7日に日本を含め世界同時発売。なお日本では時差の関係で、全世界で最も速く発売される。これは歴代Xboxシリーズ初となる。

ゲームのプレイ中の性能が4K画質相当に強化されたXbox Oneのモデル。
全体的な性能もPS4 Proを上回っている。

Xbox One X Project Scorpio Edition
(プロジェクト スコーピオ エディション)
(2017年11月7日発売)
本体及びコントローラーに開発時点でのコードネームである「Project Scorpio」ロゴとドット パターンによるグラデーションを施したスペシャル デザインの本体に、同じく「Project Scorpio」ロゴを配したコントローラー、専用縦置きスタンドをセットにした初期限定モデル。

Xbox One X
ホワイト スペシャル エディション

(2018年11月8日発売)
本体の上部色をオフホワイトにした、数量限定モデル。

カラーをホワイト スペシャル エディションと同じオフホワイトでまとめた「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー (ホワイト スペシャル エディション)」も同じく数量限定で発売された。

○Xbox One S All Digital Edition

Xbox One S All Digital Edition
(2019年5月7日発売)
Xbox One Sから光学ドライブを省いたもので、1TBのHDDを搭載したもの。
『Forza Horizon 3』と『Minecraft』のダウンロードコード付属。

このページの先頭へ

●Xbox Series X/S

Xbox Series X/S(エックスボックス シリーズ エックス/エス)は、マイクロソフトが2020年11月10日に発売した家庭用ゲーム機の総称及びその開発プロジェクト。
「Xbox Series X」と「Xbox Series S」の2種類のモデルがある。
ゲーム機の名称は単に「Xbox」であり、「Series X」および「Series S」の部分は、機種の細分を示す語(モデル名)。

Xbox Game Passや、初代Xbox、Xbox 360、Xbox Oneの三世代分の後方互換性を備えているまた、Xbox OneとXbox Series X|Sの両方で発売されているソフトの多くは「スマートデリバリー」に対応しており、どちらか一方の機種のソフトを購入しただけで両方の機種版のソフトを購入したことになり、無償でそのハードに最適なバージョンが自動的にダウンロードされる。ディスク版でも同様。


*リンクのある製品名をクリックすると、 amazon で商品を探せます。

○Xbox Series X

Xbox Series X
マイクロソフトは、Xbox Series Xを「これまでで最速かつ最も強力なコンソール」と称しており、パフォーマンスではXbox One Xの約4倍の処理能力を実現し、4K/60fpsから4K/120fpsを性能目標とし、8K解像度の描画、ハードウェアレベルでのレイトレーシングや、可変リフレッシュレートにも対応する。

▼ 限定版/同梱版 ▼
Xbox Series X
Halo Infinite リミテッド エディション
C8Y-00038

(発売日2021年8月27日)

Xbox Series X
Forza Horizon 5 同梱版
RRT-00066

(発売日2023年2月17日)

Xbox Series X
ディアブロ IV 同梱版
RRT-00042

(発売日2023年6月6日)

○Xbox Series S

Xbox Series S
マイクロソフトは、Xbox Series Sを「最も小さなXbox」と称しており、ディスクドライブ非搭載で4K/8K解像度をサポートせず、1440p(WQHD:2,560×1,440)までとなる。

▼ 限定版/同梱版 ▼
Xbox Series S
Fortnite, Rocket League, Fall Guys 同梱版
RRS-00086

(発売日2022年11月29日)

Xbox Series S
1TB ブラック
XXU-00015

(発売日2023年9月8日)

このページの先頭へ

●Kinect

Kinect(キネクト)
マイクロソフトから発売された身体の動きであるジェスチャー・音声認識によってゲーム機、コンピューターの操作ができるデバイス。
動力学を意味する "Kinetics" と、繋がりを表す "Connection" を組み合わせた造語である。キャッチコピーは「カラダまるごとコントローラー」、開発コード名は「Project Natal」、「NUI」(ナチュラルユーザーインターフェイス)の一つである。

元々は2010年にXbox 360用の周辺機器として登場したが、PC用ドライバ開発が非公式に行われたことが切っ掛けとなり、2012年2月にWindows PCに接続して使える一般用も発売された。

Xbox 360用として2010年に発売された第1世代、Xbox One用として2013年に発売された第2世代、Microsoft HoloLens開発版に搭載されて2016年に登場した第3世代、2018年に発表され2019年に発売された第4世代の「Project Kinect for Azure(Azure Kinect)」がある。

*リンクのある製品名をクリックすると、 amazon で商品を探せます。

Kinect
for Xbox 360
日本では2010年11月20日に発売された。
物理的なコントローラを用いずに操作ができる体感型のゲームシステムで、ジェスチャーや音声認識によって直観的で自然なプレイが可能となる。

過去に発売された「全てのXbox 360の本体に対応」しており、旧型の本体には、Xbox 360 Kinect センサーに同梱されているケーブルを接続することでプレイが可能となる。4GB、250GBの本体同梱パックにはケーブルは付属されていない。2人以上のプレイに対応しているので、Xbox 360本体とKinectを1セット用意すれば、プレイ環境に合わせて機器を追加購入せずに済むのも特徴である。

Kinect
for Xbox One
Xbox One用Kinectセンサー。Xbox 360用Kinectとの互換性は無い。
ビデオカメラ・マイクがそれぞれ複数搭載されており、ジェスチャー・音声認識や顔認識・トラッキングなどに使われる。指の動きや皮膚の状態をもトラッキングする。
赤外線パターンを人体に照射して赤外線カメラで撮影する機能が搭載され、通常のカメラの情報と組み合わせることで人体の心拍数を測定できるようになった。暗闇でも認識できるようになり、奥行きを高精度に認識できるようになった。奥行き認識は変調された赤外線が照射され物体に反射して撮影されるまでの時差を利用したTime of Flight法で従来のドットパターンの赤外線とは異なる。
通常のカメラも解像度1080pと性能がアップしており、従来比6割アップの広角化となったことで、6名までの同時認識が可能となった。スタンバイ状態でも24時間会話を認識しており、話しかけるだけで本体を起動させることができる。
発売当初はKinectへ強制的にリソースが割り当てられていたが、現在はそのリソースをゲーム開発に割り当てることが可能となっているためKinectのフル機能を必要としないゲームタイトルのパフォーマンスが向上した。この場合も音声認識等は使用可能である。

Kinect
for Windows
2012年2月1日、「Kinect for Windows SDK」正式版の公開と「Kinect for Windows」を発売。

<経緯>
Kinect for Xbox 360は発売当初からユーザーにより解析が進められ、パソコンで動作させるためオープンソースのドライバが開発され、さまざまな応用が行われている。そうした動きに対し、マイクロソフト側は当初否定的立場と見られていたが、2010年11月19日にラジオ番組中で、KinectのUSB接続はあえて暗号化されていないのだとし、独自のプログラムについても容認する姿勢を明らかにした。ただし、「Xbox 360内部のアルゴリズムにアクセスして使用すること」「チート行為のためにKinectとXbox 360の間にデバイスを設置すること」などはハッキングとして扱うとした。

2011年4月には、マイクロソフトから公式にWindows向けのソフトウェア開発キット (SDK) を公開することを発表し、同年6月16日に「Kinect for Windows SDK」のベータ版が公開された。2012年2月1日、「Kinect for Windows SDK」正式版の公開と「Kinect for Windows」を発売した

ゲーム機の歴史 マイクロソフト編






ゲーム機の歴史 マイクロソフト編 - indoor LIFE

shop info店舗情報

indoor LIFE サイト内検索